マイノリティライフ

ジャニーズが好きで、FtMで、コミュ障大学生

働くってなに?を考えるときに役立った4つのこと。

こんにちは。16卒就活失敗生のトムです。

僕は3年生の夏くらいからなんとなく就活を考え始め、春から行動を起こし、結局今も就活をしている、いわゆる「就活失敗生」です。

でもそんな僕も、僕なりに就活を長くしてくる中で、「働くってなんなの?」ってことをずっと考え、今は自分の答えを持っています。そこでやってきたことを紹介したいと思います。

 

「働くってなに?」を考えるときに役立った4つのこと

1 自己分析

2 対話

3 読書

4 OB訪問

 

1 自己分析

なんだよ自己分析かよって思った方、そうです自己分析です。なんだかんだやっぱり自己分析をしないで就活を考えるのは、今の日本の就活では難しいと思います。「できること」と同じくらい、「やりたいこと」「自分の本質」が求められる日本の就活では、自分の現在過去未来についてあらためて考えて、自己を自分自身が知ることで、やりたいことが明確になってきたりします。まあ普通の自己分析では、自分の本質・向いてること・やりたいことのみ考えると思います。

それだけではなく、自分はなぜ働きたいのか、あるいは働きたくないのかについて考えてみましょう。

僕はかなり働きたい、という意思が強い方でしたが、自己分析した結果、それは親の支配から逃れたい、という気持ちの表れでした。漠然と働きたい、と思っていたところから、やっぱり自分は働きたいのだ、と確信を持つことができました。

自分は働きたくない、と思っている方も、なぜ働きたくないのか、考えてみましょう。親の働く姿がかっこよくなかったから、時間を拘束されそうで嫌だから、まだ学びたいことがあるから、など、実は理由は様々です。

自分なりの理由がわかったら、それが真実なのか、OB訪問で確かめてみるとよいと思います。

 

2 対話

これは本当に役に立ちました!「対話」なんてえらそうに書いてますが、要は人とはなすことです。僕の場合は、大学の先輩、尊敬できる友人、社会人の先輩などに話をきいてもらいました。

自己分析ばかりしていると、煮詰まってきます。なぜなら、自分という一つの視点でしか自分を見つめられず、答えが出てこないからです。あんまりにも煮詰まりすぎると、僕みたいに、「本当は自分にはなんにも詰まってないんじゃないか?」と思い始めるので要注意です。(笑)

そんなときは、自分がある程度信頼の置けるひとに、とりあえず思っていることを話しましょう!言葉としてしっかりアウトプットにするだけでも、頭がすっきりして新たな気づきがすんなり出てきたりします。

注意して欲しいのは、信頼の置けるひとに、「自分は今就活中で、自己分析がしたい。なので、自分の話を聞いて、できるだけ引き出して欲しい」と伝えておくことです。コーチンを知っているひとだとなおよいです。偉い話やアドバイスがメインで聞きたいのではなく、とりあえずアウトプットしたい、それが一番の目的だということ。そこで吐き出した二の次でアドバイスをもらいましょう。自己分析の一環だと思ってやるのがいいと思います。

こういう形で話を聞いてもらうと、基本的に相手は質問を繰り出すか、あいづちを打つ、という形になります。それでは誰でも一緒じゃないか、と思うかもしれませんが、これだけでもひとによってかなち違いが出てきます。ひとによって視点が違うので、質問のタイミングや角度が違います。自分では気づかなかった疑問を指摘してくれるのです。

だから、信頼できるひとに、何人か話してみるといいと思います。同じ就活生でお互いにやりあうのもいいと思います!

 

3 読書

これは、文字通り読書ですね。僕はなんか悩んだときは人か本に答えをもとめます。本にそのまま答えがあることはなかなかありませんが、やはり先人の知恵は役に立ちます。「就活中に読書する時間なんてねえよ!」と思うかもしれませんが、大事なことを後回しにすると、後で後悔します。しかも人生においてほんとうに大事なことです。

勝手ながら僕が読んだ本の中から数冊おすすめしておきます。

「続・働く理由」が自分としてはかなりよかったです。

 

キミが働く理由

キミが働く理由

 

 

 

働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。

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続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。

続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。

 

 

4 OB訪問

OB訪問、めんどくさいですよね。

僕はめんどくさいので全然やってませんでした。連絡先を探して、アポを取って、知らない人とご飯食べる。僕、人見知りだしインドアなので、めんどくさくてしょうがなかったです。でも、もっと早くやればよかった。

OB訪問をして得られることは、生感、です。一言で言えば。

細かく分けると、業務内容・社風・給料・残業・オフィスの雰囲気など、ほんとうにじっくり聞かなきゃわかんないことが聞けます。

まあ、「それって企業を知る上で大切なことであって、働くを考える上で必要?」って思うかもしれません。でも、一人の人と話すことで、「なぜこの会社を選んだのか」から、「その人の会社選びの基準」「働くことへの価値観」が見えてきます。

実際に働くってこういうことなんだ、というのが話から伝わってきますし、「この人はこう考えてこう働いてる、じゃあ自分はどうか?」と考えられます。

僕は、自分のほんとうに興味のある仕事が固まってからやっと必要に迫られてOB訪問をしましたが、もっと早くしておけば、考えが早く深まっていたかもなあと思います。それに、よく知らない社会人にご飯をおごってもらえるなんて、学生の、それも就活生のときだけです。(笑)その上いろんな話を聞けるなら、重い腰を上げてOB訪問にいってみるべきだと思います!

ちなみに僕は某有名新聞社のOBにOB訪問をして、会社をくまなく見学させてもらい、その後美味しいご飯をおごってもらいながら悩み相談までさせてもらいました。

 

 

以上が僕がやってよかった4つのことです。

でもこれをやって僕は就活失敗してるじゃん、と思いますよね?

僕は、本気で考えるのがほんとうに遅かったです。

諸事情あって、8月以降から本気で考え始めました。もっと早く本気になれてればもっと状況は違った。

つまり、やってきた内容はよかったのですが、時期が遅すぎたのです。

だから、今もしこれを就活生の方が見ていたら、とりあえず本気で考えてみてください!