マイノリティライフ

ジャニーズが好きで、FtMで、コミュ障大学生

凡人就活生がぶつかる壁「やりたいこと」と「できること」

こんにちは、16卒就活生のトムです。

このテーマを書いている今日は10/11ですが、僕はまだ就活をしています。はっきり言えば僕の就活はうまくいっていません。しかし、うまくいっていないなりに、いろいろ考えて就活してきました。

たいていの就活生がぶつかるであろう壁。それは「やりたいこと」「できること」

やりたいことか、できること(向いてること)のどちらかを選ばざるを得ない状況になることがあるのです。

しかし!今回は、我こそは凡人、という方に読んでいただきたい。

「僕はエリート就活生です」という方は読む必要ありません。これといった取り柄もないし、なんならやりたいこともない。そんな方に読んでほしいです。

 

「やりたいこと」と「できること」

就活していて具体的な職業を考えるとき、だいたい二つの方向性がでてきます。それは「やりたいこと・興味あること」「できること・向いてること」です。

世の中のだいたいの事柄は、既に経験したこととまだ経験してないこと、興味のあることと興味のないことに二分されると思いますから、これはだいたいみなさんそうなんではないかと思います。

 

「やりたいこと・興味あること」

これは、自分が好きなものや憧れのものに関われる仕事や、狭き門だけどやり甲斐のありそうな仕事、ということになると思います。逆に、収入は低いけど、自分の興味に合った仕事、などもあります。ここでは、スキルや経験、条件が合うわけではないけど、興味ややり甲斐を得られる仕事と考えます。

 

「できること・向いてること」

これは、これまでの勉強や経験で既にスキルがある仕事や、適性がある仕事です。経理の資格を持っているとか、映像の専門学校に通っているとか、体育会でビシビシ鍛えられた、などもあると思います。ここでは、興味の有無にかかわらず、適性やスキルを既に持っている仕事と考えます。

 

このふたつで迷ったら、どっちが正解?

正解は、このふたつが共通していることがベストだと思います。でも、人生そんなに甘くありません。このふたつが相反してしまうこともあると思います。

いままで工学部で勉強してたけど、ブライダル業界で働きたい

インターンとかしてないけど、出版社で働きたい

プログラミングやってないけど、IT業界で働きたい

やりたいことに向いてるかわからないとき、どうしますか?

いざやってみて向いてなかったら困るし、そもそも入れるかわかんないし、向いてる方にしときますか?それとも一か八かやりたいことに賭けてみる?

でもやっぱりそんなに死ぬほどやりたいのかわからないし、向いてる方にしてみます?

 

僕から質問です。

あなたの「できること・向いてること」って、そんなにずば抜けてできるんですか?即戦力になるほど?社会人並みに?

エリート就活生は読まないでと言ってるのできっと凡人ばかりが読んでるはず。あなたの経験・適性はそんなにでかいものですか?

 

「YES」と答えられないなら、守りに入って「できること」を選ぶ意味はないです。だって守れるほどの武器じゃないから。正直ただの大学生の僕たちの経験や適性なんてたかが知れてます。だったらやりたいこと選んでもできること選んでも一緒だと思います。どっちに転んでも新人の間は辛いことがたくさん待ってると思います。それならやりたいことの方が、辛さを耐えられると思いませんか?

僕はそう思ってます。

 

 

エリート就活生は読まないでください、と言ったのは、そもそもそんな壁にぶつからないから悩む必要がないから。

僕は大きくふたつのタイプを考えてます。ひとつは、超高学歴で意識も高い、典型的な就活勝者。大手や中小から比較的多く内定をもらえるタイプ。もうひとつは、自分のやりたいことをはっきりと自覚し、それに特化した能力を身につけたタイプの就活勝者。このタイプは狙ったところを確実に決めるタイプでしょう。どちらもできることが高い、つまりスペックが高いのでそんな悩みは大きくはないでしょう。

 

自分は凡人だ、と自覚しているあなた。

どうせ無いスペックです。だったらやりたいこと選んだ方が、頑張れるし続くんじゃないですか?

 

 

ですが、これはあくまで僕の意見です。正直、「できること」を選ぶメリットもあると思います。安心して仕事に取り組めるとか、スタートで差をつけられるとか。就活って、なんだかんだやっぱり人生の中の大きなイベントだと思います。これはあくまで僕個人の勝手な意見。自分で納得いくまで考えてみてほしいです。

 

「そんなこと言ってもやりたいこともない!何がやりたいのかわからない!」という方。僕もそうです。そこで僕が考えたことはまた別に書きたいと思います。